葬儀社の選び方

遺族と故人の希望にあった葬式をするなら、葬儀社選びはとても大切なポイントです。

お葬式の内容を、葬儀社に事前に相談して決めて見積りまで取ることが、トラブルに巻き込まれない最適な方法ですが…

なかなか限られた時間では、難しいのが現実ですね。

このページを最後まで読めば、次のことがわかります。

  • 葬儀社へ寄せられるクレーム
  • クレームの出やすい葬儀社の特徴
  • 費用が安いお葬式の間違いのない選び方

葬儀社へのクレームとトラブルからわかる、費用が安いお葬式の間違いのない選び方を説明します。

 

葬儀社へ寄せられるクレームやトラブル

家族が亡くなった悲しみの中で、判断力の低下はどうしようもありません。

お葬式までの限られた日数、パニック気味な心境なのに葬儀社と話し合いには冷静さが必要です。

普通の人には、なかなかできることではありませんね。

クレームやトラブルの多くは、正常な判断力がない状態で、高額なお葬式やオプションを契約したことによるものです。

そのような状況にある家族に対して金儲けしようとする、悪質な業者も存在します。

具体的には、どのようなクレームが葬儀社へ寄せられているのか、その一部を紹介します。

宗派と違う僧侶を手配された

国内の宗教には大きくわけて、仏教・神道・キリスト教があります。

そして一番多い仏教のなかでも、それぞれの家庭によっては宗派が違います。

葬儀社にお坊さんの手配をお願いすることもできますが、その際に、頼んでいた宗派と違うお坊さんが来たというクレームです。

あきらかに葬儀社側のミスですね。

あとから高額請求された

お葬式一式〇〇円といったプランでお葬式をしたのに、あとから高額請求されたというクレームです。

冷静になれば必要ないオプションをつけさせられたなど、よくわからないまま葬儀社から勧められた契約したパターンです。

きちんと明細書を出してもらえれば、防げたかもしれないトラブルですね。

明細書をお願いしても出してくれない葬儀社は論外、依頼するのはやめておいたほうが無難です。

その他には、あいまいな説明で思っていたサービスと違ったというクレームもあります。

葬儀費用が思っていたより高額になりすぎていたり、担当者の対応が悪かったりが多いようです。

互助会に寄せられるクレーム

家族に迷惑をかけないように、生前から葬儀費用をコツコツと積み立てる互助会という制度があります。

互助会では、経済産業大臣より認可を受け、冠婚葬祭サービスの提供のため掛金を積み立てます。

全国に約500の事業所があり、全国規模では全日本冠婚葬祭互助協会が有名です。

そんな互助会にもクレームはあります。

お葬式の形式に選択肢が少ないことや、オプションを付けたら積立金ではまったく足りなかったなどです。

近年、需要を伸ばしている家族葬も互助会では対応していないことが多く、それが不満で解約したくても高額の手数料を取られてしまう。

また、解約にすらスムーズに対応してくれない事業所もあります。

クレームやトラブルになりやすい葬儀社

クレームやトラブルになりやすい葬儀社について、その特徴を説明します。

病院から紹介された葬儀社

亡くなる方の8割以上が、病院で死亡していて、死亡診断されたら退院という流れになります。

そのとき、ご遺体の搬送のため葬儀社の手配が必要ですが、葬儀社が決まっていなければ病院から紹介されます。

紹介された葬儀社で、そのままお葬式をお願いする人もいますが注意です。

アンケート結果で葬儀費用の相場は200万円ですが、紹介された葬儀社にそのまま依頼しても大丈夫でしょうか。

医師やスタッフが個人的に葬儀社を紹介して、斡旋料をもらっているケースもあります。

サービスが行き届かなかったり、家族葬など希望のお葬式ができなかったり、費用も葬儀社ごとに大きく違います。

>>家族葬と一般葬の比較、どこまで?選ばれる割合は?

病院に紹介された葬儀社に、そのままお葬式を依頼することはおすすめできません。

>>葬儀費用の相場より安いおすすめの葬儀社ランキング

近所の個人経営の葬儀社

個人経営の葬儀社が悪いといっているわけではありませんが、やはり従業員数が少なく、満足のいくサービスは難しくなります。

まずは実際に店舗に行き、担当者の対応や会社の設備を確認しましょう。

どれだけ親身になってくれるか、どの程度の希望に沿ってくれるか、清潔感はあるか判断する基準を考えておきます。

第一印象が悪ければ、そこで依頼するのはやめておいたほうが無難です。

ご近所や親せきに評判を聞いてみるのもいいかもしれません。

地域密着型なら悪徳業者の確率は低いので、良さそうであれば見積りを取り、問題なければ依頼しましょう。

余裕があれば妥協せず、何件かの葬儀社に訪問し、その中からどれにするのか決めることも大切です。

葬儀のクレームとトラブルが少なく費用が安いお葬式の選び方

クレーム多い葬儀社の特徴と、トラブル事例を紹介しましたが、続いては葬儀社とのトラブルを回避するための葬儀社の選び方を説明します。

ポイントをまとめると、次のとおり。

  • 葬儀社を事前に決めておく
  • お葬式の規模と形式を決める
  • 病院で紹介された葬儀社には搬送のみ依頼する
  • 葬祭ディレクター在籍数の多い葬儀社を選ぶ
  • 葬儀社紹介サイトを利用する

このポイントを押さえておくことで、トラブルの元となる悪徳業者を遠ざけることができます。

葬儀社を事前に決めておく

大切な家族が亡くなられた場合、その直後から様々な手配や手続きに追われます。

その中でも、すぐに実行しなければならないのがお葬式の手配です。

とにかく時間と情報が足りない…

通夜は亡くなった翌日の夜、葬儀・告別式は通夜の翌日に執り行うのが一般的です。

また普段の生活において、お葬式の情報に触れている人は少ないと思います。

そんな時間と情報が限られるお葬式ですが、家族が亡くなる前に葬儀社えらびを終わらせている家庭は少ないのが現実です。

生前に葬儀社を決めておくことは縁起でもないと思われがちですが、事前に葬儀社を決めておくことは大切なポイントになります。

お葬式の規模と形式を決める

事前に葬儀社を決め、打ち合わせまで終了させられたらベストですが、なかなかうまい具合にいかないことが多いですね。

事前に葬儀社を決められなくても、お葬式の規模と形式だけは決めておきましょう。

>>お葬式の種類と葬儀の最近の傾向は?

どんなお葬式の形式にするかで、依頼しなければいけない葬儀社は違います。

亡くなってからお葬式の規模と形式をゆっくり考えている時間はなく、葬儀屋さんとの打ち合わせ時間に使わなくてはいけません。

お葬式が終わってから「ああすれば良かった」と後悔しないようにしましょう。

通夜までの時間を考えると、亡くなられた当日か翌日の午前中には葬儀社と打ち合わせをしなくてはいけません。

そのためには最低限、お葬式の規模と形式は考えておくことが大切です。

病院で紹介された葬儀社には搬送のみ依頼する

先ほど少し説明しましたが、病院で亡くなれば、葬儀までの安置所にご遺体を搬送してもらわなければいけません。

ここで一つポイントがあり、病院から紹介される葬儀社への依頼は、搬送のみに限定します。

そうすれば、すこし気持ちが落ち着いたあとに改めて葬儀社をきめられます。

搬送のみ依頼するなら必ず、はっきりと「搬送のみお願いします。」と初めに伝えます。

もしその葬儀社が信頼でき、サービスも充分と判断できるなら、そのままお葬式の手配も進めましょう。

葬祭ディレクター在籍数の多い葬儀社を選ぶ

葬祭ディレクターの資格所有者が、どれだけ在籍しているかも、葬儀社えらびの大切なポイントです。

葬祭ディレクターとは、葬祭業界で必要な知識や技能レベルを認定する資格のことです。

資格所有者は、一定以上の知識と技能を持っていることになります。

つまり、資格所有者の在籍数が多い葬儀社は、サービスの向上に力をいれているということです。

葬儀屋さん総数約83,000人に対し、41%の人が1級と2級を所有しています。

葬祭ディレクターの条件

  • 1級葬祭ディレクター
    ○葬祭実務経験5年以上、もしくは2級合格後に葬祭実務経験2年以上
    ○すべての葬儀における相談、会場設営、式典運営など詳細な知識と技能を有する
  • 2級葬祭ディレクター
    ○葬祭実務経験2年以上
    ○個人葬における相談、会場設営、式典運営など一般的な知識と技能を有する

当然ですが、1級所有者が多い葬儀社のほうが安心です。

葬儀社紹介サイトを利用する

ネットを利用すれば、葬儀社を紹介しているサイトが見つかります。

ですが、実績のない業者も参入しやすい業界なので、サービスの質が悪かったり、何かとトラブルが心配です。

また、しつこい営業電話や詐欺まがいの説明をされることもあります。

こういった悪徳業者に引っかからないためには、つぎの点をチェックしましょう。

  • ホームページはしっかりしているか
    サービスの向上に力を入れていない業者は、ホームページも作りこまれていません。
    また住所、電話番号、対応エリアなど会社の情報もきちんと記載されているか確認しましょう。
  • 事前相談の対応は可能か
    事前相談でお葬式の内容を決めたいところですが、しっかりしたサービスができない会社は、事前相談も受け付けていません。
    時間と気持ちの余裕のある状態で、葬儀社を選ぶことが大切です。
  • 予算の見積もりがあるか
    お葬式の規模と種類を伝え、プランを提示してもらいます。
    そのあと詳細な見積りを依頼しますが、ここで対応してくれなければ、絶対にお葬式を頼んではいけません。
  • 対面での打ち合わせが雑
    担当者が雑な説明をしたり、しつこい入会やオプションを勧めてきたら要注意です。
    お葬式の当日もサービスの質が悪かったり、料金も高額になってしまいます。

会計は明朗、働いているスタッフが誠実、希望の内容を適正価格で提供しているかなど、判断するポイントはあります。

ホームページで顔や氏名など、葬儀屋さんの個人情報を掲載している葬儀社は信頼できます。

自分で探すのは難しいとは思いますが、いろんな会社のホームページで資料請求してみるのも一つの方法です。

葬儀社を適当に選んでいては、大きなトラブルの元になるので、葬儀社紹介サイトを活用してみましょう。

葬儀社紹介サイトでは、独自の基準を満たした葬儀社を紹介してくれます。

詳しくは、つぎの記事を確認してください。
 ↓ ↓ ↓
葬儀費用の相場より安いおすすめの葬儀社を比較