20代・30代・40代・50代の現役世代の人が死ぬ確率と備えておくこと

 

あなたが10年後に生きている確率を知っていますか?

不安をあおって申し訳ないですけど、まだ若いから大丈夫と考えないほうがいいですよ。

このページを最後まで読めば、次のことがわかります。

  • 人が死ぬ確率
  • 年代別の10年後に生きている確率
  • 若い人が備えること

統計データからわかる人が死ぬ確率、これからできる備えについて説明します。

人が死ぬ確率

縁起でもない話であることは分かっていますが、まず初めに人が死ぬ確率を、性別と年齢別にお伝えします。

男性と女性の死亡率の違い

次のグラフは2018年の統計データ「簡易生命表の概況」から作成しています。

人が死ぬ確率

年齢別に、1年間で亡くなった人の割合です。

例えば、40歳から41歳になるまでに男性は0.094%、女性の場合は0.058%の人が亡くなっています。

これが高いか低いか、感じ方はそれぞれ違うと思います。

パーセントではよく分からないので、何人に1人が亡くなっているかでお伝えします。

40歳の男性は、年間1,058人に1人の割合で亡くなっています。

女性の場合では、同じ年齢でも男性の半分くらい、約1,724人に1人の死亡率なのが特徴的です。

20歳男性が40歳までに死ぬ確率

あなたがもし20歳男性だとしたら、30歳までに死ぬ確率は0.48%です。

「なんだ、それなら全然心配いらないよ」、そう考えるのはまだ早いです。

30歳男性が40歳までに死ぬ確率は、すこし上がって0.68%になります。

20歳から40歳までに1.161%、だいたい86人に1人の方が亡くなっています。

女性は、この数値の半分くらいと考えてください。

年代別の10年後に生きている確率

年代別にすこし堀り下げて、10年後に生きている確率を紹介したいと思います。

数値が苦手であれば、かるく読み飛ばしても大丈夫です。

20代男性が10年間生きる確率

あなたがもし20歳男性だったとして、30歳になるまでに死ぬ確率をお伝えします。

これは、あくまでも厚生労働省が公表しているデータに基づいた数値です。

表の数値は、その年齢の男性が1年間で死亡する確率です。

年齢 死亡率 % 死亡する割合
20歳 0.040 2,488人に1人
21歳 0.044 2,261人に1人
22歳 0.047 2,116人に1人
23歳 0.048 2,071人に1人
24歳 0.049 2,027人に1人
25歳 0.049 2,026人に1人
26歳 0.049 2,025人に1人
27歳 0.049 2,024人に1人
28歳 0.051 1,944人に1人
29歳 0.052 1,906人に1人
合計 0.480 208人に1人

20歳の男性が、無事に30歳の誕生日を迎えれるのは99.52%の確率で、この10年間で208人に1人の方が亡くなります。

30代男性が10年間生きる確率

次に、30歳男性が40歳になるまでに死亡する確率です。

年齢 死亡率 % 死亡する割合
30歳 0.055 1,834人に1人
31歳 0.057 1,768人に1人
32歳 0.060 1,677人に1人
33歳 0.063 1,595人に1人
34歳 0.065 1,544人に1人
35歳 0.068 1,474人に1人
36歳 0.072 1,390人に1人
37歳 0.076 1,315人に1人
38歳 0.081 1,232人に1人
39歳 0.087 1,145人に1人
合計 0.680 147人に1人

30歳男性が40歳の誕生日を迎える確率は99.3%で、147人に1人の方は亡くなっています。

20歳から考えると死亡率は1.158%もあって、86人に1人の男性は20歳から40歳までに亡くなっています。

40代男性が10年間生きる確率

続いて40歳男性だったとして、50歳になるまでに死亡する確率です。

年齢 死亡率 % 死亡する割合
40歳 0.095 1,058人に1人
41歳 0.102 983人に1人
42歳 0.112 893人に1人
43歳 0.123 810人に1人
44歳 0.136 736人に1人
45歳 0.149 670人に1人
46歳 0.164 610人に1人
47歳 0.182 551人に1人
48歳 0.200 499人に1人
49歳 0.221 452人に1人
合計 1.474 68人に1人

一気に死亡率が上がって、40歳男性が50歳の誕生日を迎えることができる確率は98.53%です。

68人に1人は亡くなっていて、それが自分の身に降りかかる可能性も現実的な数値に…

20代・30代・40代を合計すると、男性の死亡率は2.61%。

つまり、20歳男性が50歳になるまでに38人に1人が亡くなっています。

50代男性が10年間生きる確率

続いて50歳男性だったとして、60歳になるまでに死亡する確率です。

年齢 死亡率 % 死亡する割合
50歳 0.245 409人に1人
51歳 0.274 365人に1人
52歳 0.305 328人に1人
53歳 0.336 268人に1人
54歳 0.368 271人に1人
55歳 0.401 249人に1人
56歳 0.437 229人に1人
57歳 0.481 208人に1人
58歳 0.532 188人に1人
59歳 0.589 170人に1人
合計 3.898 26人に1人

さらに死亡率が上がって、50歳男性が60歳の誕生日を迎えることができる確率は96.1%です。

26人に1人は亡くなっていて、それが自分の身に降りかかる可能性も現実的な数値に…

20代・30代・40代・50代を合計すると、男性の死亡率は6.41%。

つまり、20歳男性が60歳の現役世代16人に1人が亡くなっています。

この先、医学の進歩などで、この数値は劇的に下がるかもしれませんが、今はこれが現実の数字です。

20代・30代・40代・50代の現役世代が死に備える

パソコン

ここまで読んでも、若いあたなは自分には関係ないと思うかもしれません。

だって、これを書いている私ですら自分が死ぬことなんて想像できないから。

備えは大切だけど若いからいらない

死への備えとして最近普及しているのがエンディングノートです。

>>エンディングノートとは?

「エンディングノートを知っているか」というアンケート結果があって、約4人に3人がエンディングノートを知っていると答えました。

知っている人の中で、さらにエンディングノートの必要性を聞いたアンケートです。

エンディングノートは大切だけど、自分にはまだ必要ない。

大切さを感じているのに必要ないってことは、言い換えると自分は死なないから必要ないと受けとれます。

その人数の割合は、20代で64.5%、30代で67.3%、40代は61.3%になります。

死への備えをしなくてもホントに大丈夫?

将来が不安で生命保険に入っている人、それほど珍しくないと思います。

それなら、同じ死への備えであるエンディングノートは必要ないの?

この質問の答えは、人それぞれあると思います。

  • 書くのが面倒くさい
  • 文章を書くのが苦手
  • エンディングノートを知らなかった

しかし根本的なところでは、みんな同じことを考えているはずです。

自分が大きな病気にかかったり、死ぬはずがない。

でも、もし医者に余命宣告されたり、万が一にも大きな事故に巻き込まれたことを想像してください。

今すぐ「大切な家族にメッセージ」を残したくなりませんか。

若いあなたは10年後も大丈夫?

まだ死ぬことはないと思っていても、確実に10年後に生きていると言い切れますか?

何の前触れもなく、事故や急病でもしもの事があったら…

そのとき、家族に思いを伝えられなくても後悔はありませんか?

不安をあおってばかりで申し訳ありませんが、生きているだけで災害や事故などの危険は常につきものです。

将来の不安を少しでも解消するため生命保険に入るように、エンディングノートを書いてみませんか。

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