
エンディングノートは、終活に使うノートだから終活ノートとも言われます。
「終活に興味を持ってもらえたらいいな」
私としてはこんな考えなので、あなたにエンディングノートの魅力を余すことなくお伝えできれば幸いです。
このページを最後まで読めば、次のことがわかります。
- エンディングノートとは?
- エンディングノートが注目される理由
- 家族にとってどんなもノートになるか
- エンディングノートの入手方法と書き方
エンディングノートに少しでも興味が持てるように、分かりやすく説明します。
終活ノート・エンディングノートとは?
エンディングノート(終活ノート)って聞いたことあるけど、何ができるの?
エンディングノートを簡単に言えば、家族に伝えたい情報やメッセージを書いて残せるノートです。
具体的に、どんなノートなのか説明します。
エンディングノートに書ける項目
エンディングノートには、市販されているものだけで結構な種類があります。
イメージ的にはこんなものかと↓


一般的なエンディングノートの項目は、次のようなもの。
- 財産について
- 身体の自由がきかないとき
- 延命治療、脳死、病名告知について
- お葬式やお墓などについて
- 遺言書について
- 見ずに処分して欲しいもの
ほかにも、書ける項目は自由に設定できます。
市販されているエンディングノートのおすすめは、こちらを参考にしてください。
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エンディングノートは書くのがめんどくさい
エンディングノートに興味がわいても、実際に書くのはなかなか面倒です。
家族に伝えたい情報やメッセージなんて、普段から言葉で伝えている人もいるだろうし…
書いたところで、ホントに役立つ日がくるのかすら分かりません。
エンディングノートを書くのは孤独な作業です。
あなたが健康的な日常生活をおくっているなら、エンディングノートは誰からも必要とされません。
誰かに「すごいね!」ってホメてもらえたら、やる気も出るのに。
時間のある時に書きたいことを残せる
でもエンディングノートには、面倒というデメリットより、やはりメリットのほうが大きいです。
突然ですが、質問させてください。
「3つでいいので、家族に伝えたいことを教えてください。」
こんなこと言われても、普段から考えていなかったら、なかなか思いつきませんね。
でも、事故などで死の危機に直面したことを想像してみたら、そのとき家族に伝えたいことを残せる時間なんて無いのかと思います。
エンディングノートは、普段から時間をかけて、自分の気持ちを書いて残せるメリットがあります。
エンディングノートのメリットとデメリットは、こちらの記事を参考にしてください。
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エンディングノートのメリット・デメリット
生きている確証がないから書くべきノート
あなたが1年以内に死ぬ確率を知っていますか。
年齢別に、1年間の死亡率を出した厚生労働省の統計データがあります。
当然ですが、年齢が高くなるほど、その1年で亡くなる確率は高くなります。
60歳でも1%に満たない死亡率ですが、20歳から60歳までのトータルで考えたら、16人に1人の方が亡くなっています。
「明日は我が身」と考えるほうが、自然な気がする数値です。
そう考えたら、やはりエンディングノートを書いておく重要性が分かりますね。
エンディングノートって何で注目されているの?
今やエンディングノートは書籍や文具として販売されていて、書店でも簡単に購入できます。
エンディングノートが日本で普及しはじめたキッカケは、2011年に公開された映画です。
2012年には、ユーキャン新語・流行語大賞で『終活』がトップ10に入りました。
意外とエンディングノートや終活の歴史は、まだ浅いですね。
エンディングノートが流行するキッカケになった映画を、すこしだけ紹介します。
興味がなければ読み飛ばしてください。
ドキュメンタリー映画「エンディングノート」
2011年に映画「エンディングノート」が公開され、数々の映画祭などで受賞しました。
ガン宣告を受けた父が、家族へ向けてエンディングノートを残すまでを描いたドキュメンタリー映画。
このドキュメンタリー映画の監督は、実の娘で、自分らしく生きる父の姿を映像として記録し続けた生と死の物語です。
17歳のエンディングノート
2012年にはイギリスの映画「17歳のエンディングノート」が公開され、エンディングノートという言葉が広く認知されました。
この映画は、白血病で大人になるまで生きられないと医者に宣告された少女の物語です。
なんとなく毎日を過ごし、ただ死を待つだけだった少女が、死ぬまでにやりたいことリストを作ります。
リストの内容を実行することで、生きる意味を実感することに。
死を迎えるまで前向きに生き抜こうと決心した彼女の前に、ひとりの青年が現れ、物語は大きく進みます。
エンディングノートは家族にとってどんなもの?
エンディングノートとは、自分の考えや思い出、身の回りの情報を家族に伝えるためのノート。
ここまで読んでくれたら、なんとなくイメージが付いたかと思います。
それでは、受けとった家族の目線でエンディングノートとは何か考えてみます。
あなたがどうしたいか伝えてくれる
エンディングノートは、あなたの身体の自由が利かないとき、亡くなったときに役目を果たします。
若いうちは死亡率が低いのは事実ですが、誰にでも天災や事故は襲い掛かります。
運よく生きていたとして、もし意志を伝えられなくなっていたとしたら…
そうなったとき、あなた以上に家族がしんどい思いをするのかもしれません。
ツライ決断を迫られることもあるかもしれません。
あなたの希望や考えがエンディングノートに書かれていたら、家族はそのとおりに行動しやすくなります。
あなたの形見になる
高齢で亡くなるのであれば、本人も家族も自然と死への覚悟ができるものです。
ですが、突然ふりかかった不幸はどうしようもありません。
きっと思っている以上に家族は引きずりますが、それを元気付けられるのはあなたの言葉だけです。
エンディングノートにはその力があって、あなたからの暖かいメッセージを伝えられます。
励ましのメッセージや幸せだったことが伝われば、少なからず家族の気持ちは救われるはずです。
エンディングノートの入手方法と書き方
白紙のノートでも、家族に伝えたい情報やメッセージを書いたらエンディングノートになります。
ですが、自由すぎるのも何を書いたらいいのか迷いますね。
エンディングノートの入手方法
まずは、お気に入りの1冊を探すことになりますが、具体的にどうすればいいのか紹介します。
エンディングノートには、市販のものから、無料で手に入るものまで種類は豊富です。
とりあえず、無料で手に入るエンディングノートから気軽に始めてみましょう。
無料でプレゼントしてもらう方法
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私がエンディングノートをプレゼントしてもらった手順
PDFやエクセルでダウンロードする方法
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エクセルやPDFで無料ダウンロード
慣れたら、市販のものでお気に入りエンディングノートを見つけるのもいいかと思います。
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外出中に思いついたとき、気軽にメモできるエンディングノートアプリもあります。
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エンディングノートの人気アプリとは
エンディングノートの書き方
エンディングノートを手に入れても、なかなか思うように書けないものです。
結婚したり、子供ができたり、家を建てたりといった具合に、年齢を重ねたらあなたの環境は変わるのが自然です。
無理に項目をすべて埋めようとせず、書けるようになったら埋めていきます。
もしエンディングノートの書き方が分からなければ、次の記事を参考にしてください。
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エンディングノートの項目の書き方
このページを通して、エンディングノートに興味を持っていただけたら幸いです。
あなただけのエンディングノートが完成することを願っています。