エンディングノートの書き方

エンディングノートは家族が知らない、あなただけの情報を残せるアイテム!

でも市販されているエンディングノートは書く項目が多くて、何をどう手を付けたらいいのか悩みます。

なかなか思うように空欄を埋めることができず、結局は途中で投げ出してしまう…

このページを最後まで読めば、次のことがわかります。

  • 若いのにエンディングノート?
  • 書き方を工夫すれば最強の手紙になる
  • エンディングノートの項目の埋め方
  • 自由に書くことの大切さ

20代・30代・40代でも書ける、家族に思いが伝わるエンディングノートの作成方法を説明します。

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あなたのエンディングノートを充実させるお手伝いができれば幸いです。

 

20代・30代・40代の若者がエンディングノートを書く理由

まずは、20代・30代・40代でもエンディングノートを書かないといけない理由を説明します。

何のためにエンディングノートを書かないといけないの?

エンディングノートは、あなたの思いや状況など、あなたしか知らない情報を家族に伝えるためのノートです。

資産や借金、遺言書の保管場所、連絡をとってほしい人など家族が知らないことは多いはず。

それを正確に伝えるために、エンディングノートを書きます。

そしてもう一つの理由、私はこちらのほうが大切だと思っています。

あなたにもしものことがあったとき、家族に暖かいメッセージを届けるために書いて残します。

書き方ひとつで、家族にとっては形見になったり、その後の生活を楽にすることもできます。

家族が悲しんでいることを思い浮かべたら、どうにか解決してあげたいですね。

20代30代40代の若い年齢で死亡すれば家族の精神的ダメージは大きい

年齢を重ねるごとに、人は死を受け入れる準備ができます。

それは家族にとっても同じで、歳を取った親が亡くなる時には、それなりの覚悟ができるものです。

哀しい気持ちには変わりありませんが、精神的に立ち直ることはできます。

しかし、若い人が亡くなったら、家族はその死をなかなか受け入れられません。

泣く女性

精神的にダメになってしまうかもしれません。

そんなときに、あなたからのメッセージが残っていれば、その後の人生の励みになります。

気持ちをこめて書いたエンディングノートには、家族の精神を安定させる力があります。

だから、若い人こそエンディングノートを書かなくてはいけません。

エンディングノートは気長に書けばいい

エンディングノートは、完成を急がず気長に、伝えたいことができれば書く。

こんなスタイルが最適だと、私は思っています。

日々の生活の中で、伝えたいことや考え方、周囲の状況や家族構成なども刻々と変化していきます。

そのたびにエンディングノートの中身を見直していけば、あなたの思いが詰まった1冊に仕上がります。

前置きが長くなりましたが、そろそろ書き方の説明をしたいと思います。

書き方を工夫すればエンディングノートは最強の手紙になる

このページでは、家族にあなたの想いが伝わるエンディングノートの書き方に着目しています。

その書き方をかんたんに言えば、一言添えるだけです。

エンディングノートの書き方例

例えば、下の写真のようなエンディングノートがあったとします。

書かれているのは預貯金の項目で、必要最低限の情報のみ埋まっています。

エンディングノートの預貯金項目

割とこんな感じで、必要な項目だけ書いてしまいそうですよね。

これだけでも「どの口座」を「どう使用」しているのか、情報としては充分とも言えます。

項目にコメントを付け足す

つぎに具体的に、その書かれた情報をどうして欲しいか書いてみます。

エンディングノートのコメント

必要な情報のみの場合と比べて、その人の考えや家族にどうしてもらいたいのか具体的になっているかと思います。

一言添えておいたほうが、書いた人の真意が伝わりますね。

この一言は長文でも短文でも、あなたの正直な考えや思いを書いておくことが大切です。

エンディングノートは手紙になっても問題ない

言いたいことは、決まった枠内にキレイに納める必要はありません。

余白が足りなければ、メモ帳を切り取ってエンディングノートに貼り付けても大丈夫です。

エンディングノートのメッセージ

「どう行動してほしいか」
「なぜそうしたいのか」

あなたの真意が分かれば、たった一言でも家族にとっては大切なメッセージになります。

書いている内に、自分の気持ちや考えを冷静に見直すいいキッカケにもなります。

エンディングノートの各項目の書き方

エンディングノートを書くときの大切なポイントは、つぎの通りです。

  • 本当のことを書くこと
    ウソを書いては、家族を混乱させてしまうだけです。
  • 書けなくても気にしないこと
    わからない項目を無理に書く必要はありません。
  • 適宜、内容を見直すこと
    状況が変われば適宜内容を修正します。

これらのポイントを守り、時間をかけてエンディングノートを仕上げていきましょう。

自分の基本情報について

あなたの氏名、生年月日、血液型、住所、本籍、電話番号、メールアドレスなどの基本情報を書きます。

  • 氏名、生年月日、血液型、住所、本籍、電話番号、メールアドレス
  • 健康保険証、運転免許証、パスポート

また、健康保険証や運転免許証などの身分証明書の保管場所、どこに返還するのかも書いておくと親切です。

国民健康保険であれば市区町村の役所、会社員であれば会社を通して保険証を返します。

返却場所は、つぎの記事を参考に。

>>死亡による健康保険資格喪失の手続き、保険証の返却方法と補助金

自分史について

あなたの成長過程や、これからどういう人生を歩んでいきたいか、自分史を書きましょう。

記入日もあれば、数年経ったあとに読み返すことで過去の自分を振り返れます。

また、自分史を書いておくことで、家族があなたの人生に触れることができます。

登録情報について

クレジットカードや携帯電話会社、有料会員情報やインターネットなどの登録情報を書きます。

  • クレジットカード
    カード名称(楽天カードなど)、ブランド名、カード番号、カード会社の連絡先
  • 携帯電話
    電話番号、契約会社、名義人、契約会社の連絡先
  • 会員情報やインターネット情報
    利用サービス名、契約会社、ログインID、パスワード

これらの情報は悪用されないように、取り扱いには注意してください。

 不正利用防止のため、クレジットカードの有効期限や暗証番号は絶対に書いてはいけません。

ペットの情報について

自分にもしもの事があれば、飼っているペットのことがとても心配です。

  • 誰に面倒を見てもらいたいか
    安心して任せられる、信頼のおける人にお願いしましょう。
  • ペットの情報
    名前、生活スタイル、性格、予防接種、かかりつけの動物病院、好物

同居の家族がいれば問題ありませんが、別居しているなら飼育情報を詳しく伝えましょう。

資産について

遺産相続のときに、相続税などの問題で家族はあなたの資産について調査しなくてはいけません。

あなたが所有している資産について、細かく書いておきましょう。

  • 預貯金、有価証券の名義人と口座番号
  • 不動産報登記簿の内容
  • 美術品、貴金属、自動車など
  • 貸金庫、レンタル倉庫の契約会社

預貯金や有価証券、不動産の資産価値、契約証書の保管場所など、わかる範囲で書いておけば親切です。

負債について

あえて言えば、資産より負債について正確に書くほうが大切です。

なぜなら、あなた名義の借金や連帯保証人の立場は、遺産相続すれば家族が負担しなくてはいけません。

  • 借入金、ローン、キャッシング
  • 他人の借金の保証人・連帯保証人

もし資産より負債のほうが多ければ、家族は相続放棄を考えなければいけません。

>>相続放棄って何?

相続放棄するにも3ヶ月以内という期限があるので、正確に負債について伝えることが大切です。

連帯保証人になっているなら、借金している人の氏名と連絡先、貸している人の会社名と個人名や連絡先を詳しく書きます。

契約書があるかと思いますが、その保管場所もしっかり伝えましょう。

保険について

保険はいざという時に、保険会社にしっかり請求できるようにしておきます。

保険証書の保管場所や、どんな時に保険が適用できるか、保険料の払込期間や保険適用期間を書きます。

  • 生命保険、医療保険
  • 個人年金保険、火災保険、地震保険
  • 自動車保険、自転車保険

家族が当面の生活費を確保できるよう、生命保険会社や担当者の連絡先も書いておきましょう。

生命保険で損をしないためのポイントも紹介しているので、ぜひチェックしてください。

>>生命保険の損をしない契約の方法

遺言について

遺言書の存在は、遺産相続でとても大きな役割を果たします。

相続の手続きがスムーズになるので、エンディングノートと合わせて作成することがおすすめです。

遺言書は3種類ありますが、自筆証書遺言なら自分で作成できるので費用もかかりません。

2020年7月からは法務局で保管してくれるので安心です。

エンディングノートには遺言書の保管場所、どうしてその内容にしたのかを書きます。

>>自筆証書遺言書の書き方と法務局に保管するメリット

連絡先について

付き合いのある親族や友人・知人など、緊急時に連絡してほしい人を書きます。

相手の氏名や住所、電話番号の基本情報に加え、あなたとの間柄も書きます。

「この人に相談すれば親身になってくれるよ」
「この人へは絶対に連絡しておくこと」

一言添えておくと家族もわかりやすいですね。

お葬式について

どんな内容のお葬式にしたいか、希望があるなら書いておきましょう。

そのほうが、家族にとっても助かるかと思います。

あなたが死亡すれば、家族は気が動転して不要なオプションを付けたりします。

元気な内に、葬儀社に事前相談したり見積もりを依頼することもできます。

>>葬儀費用の内訳は?相場より安くできる葬儀社3選

喪主になってほしい人、早急に連絡が必要な人、お世話になっているお寺なども書いておきます。

20代・30代・40代の若者向けエンディングノートの書き方まとめ

エンディングノートに決まった書き方はなく、あなたの考えや家族へのメッセージを自由に書きます。

  • 思い出の場所や出来事
  • 結婚したときのこと
  • 子供ができたときの思い

難しく考えず、ありのままの気持ちや現状を書きけば、家族に残せるメッセージは多いかと思います。

自分の人生が幸せだったことを伝えてあげると、残された家族も安心できます。

もしもの時にして欲しいことを書いておく

自分にもしもの事があったら…

そのことを考えるだけで、いろいろ心配ごとが増えていきます。

  • 家族の生活は困らないだろうか。
  • 家族がきちんと立ち直ってくれるのか。
  • お葬式など自分の望みを叶えてくれるだろうか。
  • 飼っているペットはどうなるのか。
  • 秘密の日記を誰かに読まれないか。

あなたの悩みも素直に書けたら、きっと家族は分かってくれます。

正直に書くこと

エンディングノートは、受けとった家族にとっては、あなたからの大切なメッセージになります。

だから正直に書くこと!

エンディングノートは、必要な情報を正確に詳しく書くことが条件です。

思い立ったが吉日です。

大切な家族に向けた、思いの伝わるエンディングノートを今すぐ作成しましょう。

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