エンディングノートに興味があるけど、実際に始めるかどうか悩みますよね。
でも、そんな悩みはエンディングノートのメリット・デメリットを知ってしまえば簡単に解決します。
あなたに必要なのは、始めようか悩むことより、エンディングノートについて知ること!
このページを最後まで読めば、次のことがわかります。
- エンディングノートって何?
- 3つのデメリットと5つのメリット
- エンディングノートの書き方のポイント
基本をおさえれば、エンディングノートを書くのも楽しいですよ。
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エンディングノートってどんなノート?
もし、あなたの身体の自由が利かなくなったり、寿命や不慮の事故で死亡したら…
そのあと、家族にどう行動してもらいたいですか。
エンディングノートにできること
心身ともに健康なとき、自分にもしものことがあったらと考えて生活している人って、たぶんあまりいないですよね。
でも健康な状態だからこそ、考えておかなければいけないこともあるはずです。
それを今から考えて、いざという時に備えられるのがエンディングノートのメリットです。
エンディングノートは自己紹介帳。
自己紹介といっても初対面の他人にするものではありません。
あなたの考えや、あなたしか知らないことを、大切な家族に知ってもらうために作成するノートです。
- あなたの成長過程から現在までの出来事
- いま考えているこれから先の事
- 思い出の場所や自分しか知らない事
- 病気になったときの対応
- 死亡したあとの事
人生をテーマにするので、スケールが結構大きいですね。
エンディングノートを書けば、突然あなたにもしもの事が起きたとしても、家族にどうしてほしいのか伝えることができます。
エンディングノートのデメリット
エンディングノートにはデメリットが3つあります。
- 遺言書のように法的効力がない
- 書くのがめんどくさい
- 定期的に内容を見直さないといけない
遺言書のように法的効力がない
遺言書は、民法で作成方法などに決まりがあって、受けとった人にも書かれていることを守るように拘束力が発生します。
自由に書けるのがエンディングノートの良いところですが、遺言書と違って法的な効力はありません。
書いている通りに家族が行動してくれるかどうかは、エンディングノートを読んだ家族しだい。
エンディングノートを受けとった家族が、あなたの希望を聞いてくれなくても責めることはできません。
どうしても希望を聞いて欲しいことは、法的に効力のある遺言書で残しましょう。
書くのがめんどくさい
エンディングノートは書くのがめんどくさい!
これを言ったらおしまいですが、その気持ちも否定できません。
家族が読んでくれる保証もないし、書いている通りに行動してくれるとも限らないし…
そんなことを考えたら、あまり気分も上がらないですね。
エンディングノートに対する気持ちを聞いたアンケート結果があります。↓
10人中9人は、エンディングノートの準備は大切だと感じているようです。
でも、まだ自分には必要ないと考えている人が大半です。
みんな始めていないのに、自分だけ書くのって、なかなか面倒ですね。
定期的に内容を見直さないといけない
エンディングノートは、定期的に見直すことがとっても大切。
10年、20年と状況や考えがまったく変わらない人って、ほとんどいないですよね。
結婚したり、家族の誰かが亡くなったり、引っ越したり、子供の手が離れたり。
状況が変わってもエンディングノートの内容が昔のままだと、それを読んだ家族が混乱するかもしれません。
それに、現在のあなたの考えとは違うことを、当時の自分が書いているかもしれません。
だからエンディングノートは、定期的に見直さなくてはいけません。
エンディングノートを作成するメリット
エンディングノートを作成することで、あなたが受けるメリットは5つです。
- もしものリスクに備えられる
- 自分を見つめ返すことができる
- お気に入りのエンディングノートを見つけやすい
- アプリ版のエンディングノートを使える
- 思いついたことを書いて残せる
もしものリスクに備えられる
エンディングノートは、これまでとこれからの自分を書くことで、もしものリスクに備えられます。
病気の告知、事故などで身体の自由がきかないとき、延命治療の希望、介護や認知症になったとき。
どうしてほしいかを家族に伝えることができます。
もしあなたが死亡しても、身の回り品の処分方法、遺産や借金の存在、連絡してほしい人などもわかってくれます。
「あなたに今すぐエンディングノートが必要な理由は何ですか?」
こんな質問があれば、私なら「自分と大切な家族を守るために必要」と答えます。
すこし身構えてしまいそうですが、難しく考える必要はなく、生命保険や老後のための貯金みたいなものです。
エンディングノートは、もしものリスクに備えられるメリットがあります。
自分を見つめ返すことができる
数年後にエンディングノートの内容を見直したときに、その当時の考えや状況の変化を思い出せます。
普段の生活のなかで、自分を見つめ返す機会なんてほとんどありません。
でも、エンディングノートを書いていると、過去の自分を見つめ返すことができます。
なかなか面白いですよね。
過去のできごとや印象にある思い出、今のあなたの考えや行動の元になっている原動力を振り返れます。
あえて時間をかけて自分を見つめ返し、これからの人生どうしたいのか考えてみませんか。
日記みたいに書いたら終わりというわけではなく、状況が変われば更新できるのもエンディングノートのいいところです。
自分の思いや現状など、ありのままエンディングノートに書いてみましょう。
お気に入りのエンディングノートを見つけやすい
エンディングノートの内容は自由なので、普通のノートに好きなように書けば完成します。
でも、いざ書こうとしたら伝えたいことがなかなか思いつかないもの。
そこで市販のエンディングノートが活躍しますが、その種類はホントにいっぱいです。
そして、わざわざ購入しなくても無料で手に入れる方法もあります↓
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アプリ版のエンディングノートを使える
エンディングノートを気軽に始めるなら、スマホのアプリを使うという選択肢もあります。
スマホアプリはいつでもどこでも思いついたときに、エンディングノートの項目を埋められるのが最大のメリット。
外出先で書きたいことを思いついたときに、手軽に記録できます。
でも使い方によっては便利なアプリですが、それだけでエンディングノートを完成させることはあまりおすすめできません。
いざという時に起動できなかったり、アプリの運営が終了したりと、いろいろと問題点も…
思いついたことを書いて残せる
家族に伝えたいことを思いついても、何かに残さなければ、そのうち忘れてしまいます。
その点、エンディングノートを作成していれば、伝えたいことを思いついた時に書いて残すことができます。
誰もが感動する素晴らしいものに仕上げようとしなくても大丈夫です。
まずは書き始めることが何より大切です。
エンディングノートを書いていると、昔のことも思い出せて楽しいですよ。
エンディングノートの作成ポイント
エンディングノートを作成するための重要ポイントを紹介します。
- 元気で健康なときに作成すること
身体の自由がきかなくなったら、正直な気持ちも書けません。 - 本当のことを書くこと
ウソを書いては、家族を混乱させてしまうだけです。 - 書けなくても気にしないこと
わからないことを無理に書く必要はありません。
これらのポイントを守って、ゆっくりでいいのでエンディングノートを仕上げていきましょう。
元気で健康なときに作成すること
家族に伝えたいことは、健康な状態のときにしっかり考えておくことが大切です。
病気などで苦しいとき、身体の自由がきかないとき、だいたいネガティブな気持ちになっています。
その気持ちを、そのままエンディングノートに書いてしまったら…
エンディングノートを読んだ家族も、気持ちが落ち込んで精神的に参ってしまうのではないでしょうか。
できれば元気で健康なうちに、エンディングノートを作成しておきたいところです。
本当のことを書くこと
ノートの項目を埋めていく中で、あなた自身も気付かなかった気持ちを整理できます。
エンディングノートが完成すれば、あなたの思いや情報が詰まった、この世に1つしかないオリジナルのノートになります。
でも、エンディングノートは正直に書くことがとても大切です。
キレイごとばかりで、ウソの情報を書いてしまっては意味がありません。
それを見た家族は書かれている内容を信用するしかなく、余計な混乱を与えてしまいます。
書けなくても気にしないこと
市販のエンディングノートは、財産のことやお葬式のことなど、書く項目があらかじめ決まっています。
でも家族に伝えたいことって、本当なら人それぞれ違うはずです。
決まった項目を絶対に埋めなければいけないのは、逆に不自然というもの。
だが、しかしですよ。
例えば、白紙のノートに「何でもいいから自由に書いてみて。」と言われたとします。
想像力豊かな子供ならいざ知らず、カチコチの頭の私なら「いや、何から書いたらいいの?」ってなります。
だから市販のエンディングノートは、基本的な項目が決まっています。
なかなか難しい内容が多いですが、分からないことは無理に埋めようとせず、空欄のままでいいと思います。
まとめ
エンディングノートが仕上がったら、満足してそのまま放置してはいけませんよ。
なぜなら、もしもの時に家族がエンディングノートの存在を知らなければ意味がないから。
エンディングノートを作成したら、その存在と、「いつ」のタイミングで見てほしいのか家族に知らせることが大切です。
保管場所は、自宅の金庫やあなた専用の書類スペースなど、紛失しない場所を選びましょう。
なかなか面倒かもしれませんが、家族のため自分のため、コツコツ書いて仕上げてください。
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